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2・24 県民集会
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斎藤元彦知事および片山安孝前副知事が背任容疑で「書類送検」されたとの報道に関する声明
本日、兵庫県警が「阪神・オリックス優勝パレード」を巡る斎藤元彦知事および片山安孝前副知事の背任容疑に関する捜査書類を神戸地検に送付したことが、報道各社により一斉に報道されました。
昨年3月の公益通報者に対する不利益取り扱いに端を発する兵庫県政の一連の混乱と兵庫県庁のガバナンス崩壊を深く憂慮する我々「兵庫県政を正常に戻す会」は、本年1月の発足以来、2月の「県民集会」(2,000人規模)の開催や、4月の兵庫県警ならびに神戸地検に対する9,000筆超の署名提出など県政正常化のための様々な活動に取り組んでおりますが、本日報道された「斎藤知事および片山前副知事が背任容疑で『書類送検』された一件」に関しては、
積極的な評価を控えるのみならず、むしろ深い憂慮の念を抱いている
ことを表明致します。
刑事訴訟法は、告訴・告発を受理した警察は書類を検察に送らなければならないと定めています。つまり、捜査書類が検察に送付されることは「法に定められた手続きの進行」以外の意味を持ち得ません。
それを殊更に「書類送検」と呼びあたかもなんらかの懲罰が下ったかのように扱うのは、人権上、大きな問題があると言わざるを得ません
。近年、報道各社の間にもこの認識が広まっているようで、例えば本件に関する報道でもNHKなどは「書類送検」なる言葉を使わず「書類を送付した」との表記に留めています。しかし相変わらず、大半の報道各社は「書類送検」なる言葉を使い続けており、読者・視聴者の側でもあたかもその言葉を持ってなんらかの懲罰が下ったかのように解釈しあるいは喜んだりあるいは憤ったりしている姿が散見されます。兵庫県政の正常化に必要不可欠な要素は県政に関与する全ての者が正しい人権意識を持つことだと固く信じる我々「兵庫県政を正常に戻す会」は、こうした事態を、人権の観点から極めて問題が大きいものであると、深く憂慮します。
また同時に、法定手続きの履行以外の意味を持ち得ない「警察による捜査資料の検察への送付」を殊更に「書類送検」と呼びあたかもなんらかの懲罰が下ったかのように吹聴する行為は、法の手続きを自己に有利なように恣意的に解釈しその独自解釈に基づき他者を「公務員失格」などと激しい言葉で呼ばわり糾弾するという斎藤知事の悪癖と全く同質の行為であり、もとより我々「兵庫県政を正常に戻す会」としては到底与することのできない行為であることも付言致します。
さらには、本件背任容疑がおそらくは不起訴となる見込みが強いことも、我々「兵庫県政を正常に戻す会」が本件に積極的な評価を与えずむしろ深い憂慮の念を抱くもう一つの理由です。本件背任疑惑に関しては、すでに兵庫県議会の百条委員会と兵庫県が設置した「文書問題に関する第三者調査委員会」が「事実として確認できなかった」と結論づけています。地方自治法にその設置根拠を持つ議会の百条委員会と兵庫県の監査委員会が事務局を務めた第三者委員会の出した結論が極めて重いものであることは論を俟ちません。その極めて重い事実認定が検察の起訴判断に影響を与えるのは当然であり、そうである以上、検察が起訴を断念するであろうことは容易に想像がつきます。そしてその想像通り不起訴となれば、斎藤知事と片山前副知事が「優勝パレードの背任容疑に関しては不起訴」との事実を最大限利用し、あたかも「全ての疑惑に関して潔白である」と擬態するという彼らお得意の卑怯で姑息な手口に及ぶことは火を見るよりも明らかです。だとすれば、検察の手に捜査が委ねられた今、兵庫県政の正常化を求める立場、すなわち、卑怯で姑息な斎藤知事の辞任と議会の正常化と権威の恢復を求める立場としては、本件背任容疑の推移に関して興味すら示さないという態度を採用することが、将来予想される斎藤・片山らの卑怯な手口を事前に封じる最大の策であるはずです。
以上が我々「兵庫県政を正常に戻す会」が本件に積極的な評価を与えずむしろ深い憂慮の念を抱く理由です。
かかる見地にのっとり、兵庫県政を憂慮する各位に、以下の通り呼びかけます。
呼びかけ
1. 正しい人権意識と法治主義の概念を保持しよう
→その対象がたとい知事や副知事などの権力者であろうとも、稀代の大悪人であろうとも、「法の下の平等」の原則はいささかも曲げられるべきではありません。斎藤元彦のように悪行を重ねる知事や議員などの権力者が官憲の手にかかることに快哉を叫ぶ気持ちは理解できるものの、しかしそれでも、近代の原則である「法の下の平等」は守られなければなりません。とりわけ、今、我々が対峙する相手が、法の解釈を勝手に曲げ自己の有利なように利用しその恣意的な解釈で他者を悪様に罵るという近代民主主義社会の権力者として最も禁忌とされる態度を採用し続ける斎藤元彦である以上、我々の側が勝手に法の解釈を曲げ恣意的な判断を下すことは厳に慎むべき態度であるはずです。「誰が執行しても、誰に執行されても、法は同じように執行される」という当たり前の光景が愚昧な斎藤元彦によって消え去ってしまった兵庫県に再び当たり前の光景を取り戻す戦いに、我々は今、臨んでいるのです。そうである以上、我々は、いつにも増して、「誰に対しても人権は人権」「誰に対しても法は法」との態度を堅持する必要があるはずです。今こそ、高らかにそして誇らしく「人権」と「法治主義」の旗を掲げようではありませんか
2. 軽挙妄動を慎み着実に行動しよう
→昨年3月の公益通報者に対する不利益取り扱いに端を発する兵庫県政の混乱は、昨年9月の知事不信任案の可決、11月の知事選挙と斎藤元彦の再選、本年3月の百条委員会の終結、「文書問題に関する第三者委員会」の報告書提出など、時を経るにつけ深まっていく一方です。しかしこの時系列を見返すと、ことごとく発生の順序が逆であることに気づきます。もし、百条委員会や第三者委員会の終了を待って、議会が不信任を提出・可決し、しかるのちに知事選挙あるいは議会選挙を行うという手順を踏んでいれば今日のような混乱は生まれようもなかったでしょう。つまり、現在の兵庫県の混乱の原因は「手続きの順序を間違った」点にあるのです。上記時系列はもっぱら兵庫県議会や県の執行部の行為を並べたものですが、我々市民・有権者も同様の失敗を犯しています。「阪神・オリックス優勝パレードに関する背任疑惑」の告発状が兵庫県内の某市民団体によって警察に提出されたのは本年1月のこと。告発は全ての市民に認められた権利であり、いつ誰が何を告発するのも自由であることは論を俟ちません。しかしながらもし当該市民団体が、すでに当時、本件背任容疑についても事実認定作業を行なっていたことが明らかになっていた百条委員会と第三者委員会の報告を待つという余裕を見せていれば、第三者的な調査機関による事実認定作業で「その事実は認められない」とされた行為を刑事告発してしまうという事態は避け得たはずですし、当該市民団体ももっと有用な活動にその貴重なリソースを割けていたはずです。兵庫県政の正常化を希求する立場にある市民は、議会や執行部、そして一部市民団体が犯した「手続きの順序を間違える」という失敗から学ぶべきだと考えます。我々が臨む戦いは正常な兵庫県政を恢復する戦いです。もうこれ以上の失敗は許されません。失敗を避け有限なリソースを無駄使いしないためにも、軽挙妄動を慎み、冷静沈着に行動しようではありませんか
3. 議会の権威を恢復する動きに連帯しよう
→地方自治体は二元代表制で運営されます。知事と議会が同等の立場であたかも車の両輪の如く動いてこそ地方自治体は健全に機能します。しかし斎藤元彦執行部はその発足からこのかた、常に議会を蔑ろにしてきました。その傾向は昨年3月の公益通報者の不利益取り扱い以降顕著になったわけではありません。例えば県立大学授業料無償化政策の問題などを見ればわかるように、昨年3月の遥か以前から斎藤元彦執行部の議会軽視路線は問題視され続けてきました。今我々が目撃している、百条委員会の報告を蔑ろにしたり、第三者委員会の調査報告書の受け止めを議会に説明せずに済ませようとしたりする斎藤元彦の卑劣かつ姑息な姿は、彼が以前から採用し続けていた議会軽視路線の極まった形なのです。もちろんこうした知事の動きに議会も黙っていません。「躍動の会」など近代的民主主義や代議制民主主義に関する基礎的素養の欠如した程度の低い一部の限られた特殊な会派を除き、ほぼ全ての会派が斎藤元彦知事によって蔑ろにされた議会の権威を再び取り戻そうと必死の努力を重ねています。そしてその努力が実らなければ、ますます兵庫県の二元代表制は危機に瀕することになってしまいます。かかっているのは特定の政治勢力や政党の浮沈ではありません。かかっているのは二元代表制という制度そのものです。そしてもしこの戦いに議会の側が敗れることがあれば、兵庫県政の正常化はさらに遠のくことになるでしょう。もはや普段の支持政党や支援する政治家の違いなど卑小なことです。対立軸は「右/左」にあるのではありません。対立軸は「上/下」「異常/正常」にこそあるのです。兵庫県政から下品で異常な勢力を放逐し、二元代表制の本領を再び発揮させ、議会の権威を恢復する戦いに勝ち抜くために、我々市民が、議会の権威を守るために戦う全ての県会議員各位との連帯を深めていこうではありませんか
以上
2025年6月13日
兵庫県政を正常に戻す会
声明文ダウンロード
2・24 民主主義が立ち上がる!
盛況のうちに終了しました。ありがとうございました。
県民集会の趣旨
斎藤県政にNo!を突きつけたい市民が集結します。
斎藤元彦氏の知事としての不適格性は明らかです。
公益通報者保護法の違反、県職員とのコミュニケーション不全、不適切なパワハラ・おねだり行為等が、県議会全会一致の不信任決議に至らしめた。
さらには、選挙においても、「かつて、見たことのない、汚い選挙」という評価が多数聞こえる事態を引き起こした。
現在、執行猶予中の立花孝志との二馬力選挙、県内企業に対する選挙員買収疑惑等、複数の疑惑が進行中です。
異常事態に陥っている兵庫県の政治を正常にするためにも、明らかに違法行為を行っている知事に対して、兵庫県警・神戸地検の捜査を求める署名を集めます。
知事による明確な犯罪を許さない!
まずは警察・司法が当たり前に機能するところから。
異常な状態の兵庫県政。これを正常に戻す活動にぜひご参加ください!
神戸文化ホール(中ホール)
日時:2025年2月24日(月・祝)
時間:13時~15時(開場12時)
⚫席には限りがございます
⚫駐車場、駐輪場はございません
⚫開催時間は変更する可能性があります
⚫
ホールへの問い合わせはご遠慮ください
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署名送付について
◆署名日
・署名された当日の日付をお書きください(令和7年2月28日まで受け付けます)。
◆注意事項
・必ずご自身の手書きで署名をお願いします。
・必ず右上の「署名日」をご記入の上、PDFファイル内に記載の当会事務所までお送りください。
・ご家族など同じ名字であっても「〃」は使用せず、フルネームでお書きください。
・「同上」なども用いず、略さずお書きください。
・書き間違った場合は、二重線で訂正し、そのまま横にご記入ください。
・住所は都道府県から番地まで、略さずにお書きください。
・なるべくボールペンでお書きください(鉛筆やサインペン、フリクションペンは消えたり滲んだりすることがあるので、お避けください)。
・押印の必要はありません。
・署名はお一人様一筆でお願いいたします。
<大切な署名が水に濡れてダメになることがあります。>
"必ず"防水封筒に入れてください。
100円ショップに売ってるようなクッション封筒でも構いません。
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